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自分の生命を世のため人のために使う

「自殺したい」と思っている人は、どうか、その生命を私に下さい。
その生命を私に預けてください。
死んでは、もったいないと思います。
いずれは死ぬのですから、急ぐことはありません。
その生命を使って、ほかに、やらなければいけないことが、あるのではないでしょうか。
それを考えてください。                   
私は、この世に生まれて、人間として生きている以上、
六十数億人の人間のなかの一人として、有限の能力しか持っていません。
私の持っている時間も一日に二十四時間しかありません。
ところが、「きょう、ただいまにも自殺したい」と言っている、
あなたの持っている時間も、同じ二十四時間です。
私の時間も二十四時間で、あなたの時間も二十四時間です。
これは不公平ではないでしょうか。
私は、「世の中の人々を救いたい。大勢の人々を助けたい」と思っています。
そういう人の時間が二十四時間しかなく、
「いつ死んでもいい」と思って、自殺したがっている人の時間も、
二十四時間あるのです。
ずいぶん不公平だと思いませんか。
それから、十代や二十代で、「自殺しよう」と思っている人がいるなら、
考えてみてほしいのです。
あなたは、自殺せずに順当にいけば、
これから私よりも長い人生を生きることができます。
あと何十年も生きることができるのに、もったいないことです。
それだけの時間があったら、その時間を、
どれだけ多くの人たちのために生かすことができるでしょうか。
どれだけ多くの人たちを幸福にし、
どれだけ多くの人たちを救うことができるでしょうか。
それを考えたら、とても、もったいないことなのです。
いずれ、あなたは死ぬでしょう。
ただ、残された時間、許された範囲で、あなたの力を、
どうか、世のため人のため、仏法真理のために使ってください。
私は、大勢の人を救いたくても、限界があって救えないのです。
毎日、とても辛い思いをしています。
「私の体が百も二百もあればよいのに。
私の時間だけ一日に二百四十時間ぐらいあればよいのに」と思いますが、
実際には、ほかの人と変わりません。
そのため、他の人の協力を得なければ、
仏法真理を伝えることもできなければ、
困っている人を救うこともできないのです。

大川隆法著『生命の法』より